自分の”好き”を知るって、思う100倍むずかしい

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フリーライターの江角さんが開催している「京都ライター塾」に参加したことをきっかけに、最近は自分の”好き”を考えるように心がけています。

「好きなことは?」や「趣味はなんですか?」といった質問は初対面の相手にはよくする一般的な質問だと思うのですが、改めて考えてみるとこれがなんともむずかしい。

自己分析ノートを書き進めていくうちに、私が好きなことって何なのかなぁとぼんやり考え始めたのですが、これがまあ分からない!

自分で自分のことを知るって、こんなにむずかしいことだったのか。

と言うよりも、自分は今まで自分のことをあまり大切にしてこなかったんだなと思いました。

で、ノートを書くうちになんだかぼんやりと分かってきたので、メモも兼ねてブログに記しておこうと思います。

時間を忘れて夢中になったこと

これまでを振り返って時間を忘れて夢中になったことを振り返ってみると、以下のようなキーワードが出てきました。

時間を忘れて夢中になったことなんてあったかなぁと思ったのですが、見事に「何かを読んだり観たり情報を集めたりする」「決まったものを作る」「新しいことを勉強する」の3つしかなくて、あ〜なるほどなぁって感じでした。(2つほど例外がありますが)

  • 本を読む
  • 何かを作る(お菓子など)
  • ネットサーフィン
  • 絵を描く
  • ミュージカルを観る
  • 何かについて調べる
  • サイトカスタマイズ
  • 新しい知識を身につけること
  • 鳥を追いかける
  • 猫と遊ぶ

振り返って思うことは、小さい頃から全然変わってないなってことです。

昔から活字中毒気味だし、何かを作るのはずっと好きだし。
小さい頃読んでいたのは絵本で、ピアノの先生とお菓子やパンをずっと作っていましたが、大人になった今読んでいるのは電子書籍やWebサイトで、作るのはお菓子やサイトです。読むものや作るものが変化しただけで、何も変わっていません。

自分の好きを知るって、分かっているようで分かってないんだなぁって。

過去を振り返って充実していた頃

これは大学時代一択でした。

「自分の興味を追求する」の面白さに目覚めてしまったことが、一番大きな原因だと思います。

思えば昔から一度興味を持つとどんどんのめり込んでいくタイプなのですが、それがうまく勉強に働いた感じと言うか。

とにかく興味があることに対する知識を増やせるのが楽しくて、研究を進めるのは苦しかった一方で、本当に楽しく充実していたと今でも感じています。

美術史の魅力を知れたことも大学時代の学びがあってこそだったし、あの興味に浸れる時間がなければ、ミュージカルを含め現在こんなに芸術に興味を持つことはなかったでしょう。

“好き”や”知りたい”を追求できる環境が、私にとっての広い海なのだと知るいいきっかけになりました。

“好き”を知って思うこと

自分の好きなことを考えるのはむずかしいと最初に書きましたが、今まで全然好きなものが分からなかったかと言えば、そうではありませんでした。

「趣味は?」と聞かれれば観劇や美術館に行くこと・猫と遊ぶことなどと答えていたし、その答えを疑ったこともありません。

しかし、常に自分の中で「どうしてそれが好きって言えるのかな?」との気持ちは存在していたように感じます。

私はどこか理屈っぽいところがあるので、何かにつけて理由を考えたがるタイプなのですが、自分の言う「好きなこと」と自分の過去・感情がなんだかうまく結びつかないように感じていました。

しかし、改めて自分の好きや興味について考えることで、1つの線が見えてきたように感じます。

就職活動のときに「大学では何をやっていたの」と聞かれ研究のことなど色々と話したところ、「あなたは自分の好きなことを全部やってきたんだね。」と言われ、どこかすっきりしたと言うか、残りのピースがはまったような感じがしたことを覚えています。

「そうか、私はどんなに苦しくても、無意識のうちに好きを絶対に手放さないようにしているのだな」と感じました。

そして今、”好き”を改めて考えて思うことは、”好き”をこのまま大切にしていきたいなということです。

やはり好きなことはずっと無意識のうちに続けていたことなので、これから”好き”をもっと活かせることができたらいいなぁって思います。

そのためには前進あるのみ。

こうしてただの呟きをブログに載せられていることも、私にとっては前進できたと思えることの1つです。

今月も「無理せず前進」をモットーに、1日1日を大切に過ごそう。