フリーライター・江角悠子さんによる「京都ライター塾」の第3回参加レポートと感想

3月20日に、「京都ライター塾」の第3回目の講義を受講しました。

今回のテーマは、インタビュー原稿の書き方について。

「インタビューをした後に、どうやって原稿を書けばよいのか」との点について主にお話を伺いました。

この記事では、「京都ライター塾」第3回の講義レポートと感想について紹介します。

「京都ライター塾」第3回の講義レポートと感想

第3回目の講義では、インタビュー原稿の書き方や、インタビューをしてから原稿を書くまでの流れについて学びました。

ここでは、講義の内容を前半と後半に分けて紹介します。

前半

前半は、「インタビューをする上で重要なポイント」・「インタビュー後の原稿の書き方」・「原稿を書く前に確認しておくべきこと」などについてのお話を伺いました。

中でも特に印象的だったのは、インタビューをする上での重要なポイントについて。

インタビューをする上で最も重要なポイントは、「インタビューはよい素材を集めることである」ということです。
よいインタビュー原稿とは、言いたいことがすべて書かれており、分かりやすく表現されている文章のこと。

文章表現が美しくても、紹介するお店やサービスについて伝わらなければ、インタビュー原稿の意味がありません。

例えばお店を紹介する記事では、以下の様な要素をすべて文章に入れ込むことがポイントです。

  • 販売しているもの
  • 商品の特長
  • 展示や外観
  • 自分の持った印象

そしてお店のイメージが伝わる文章を書くためには、取材(インタビュー)をした際に、上記のような情報をすべて聞いてくる必要があります。

インタビュー原稿の出来はやはり準備の量に左右されるのだなと感じると共に、取材をする前にある程度原稿のイメージを持っておくことも必要だと思いました。

また「原稿を書く前に考えておくべきこと」のお話で、「ターゲットや文体・読者にどうなってもらいたいのかを最初に決めることが非常に重要である」と聞き、たしかにこの部分がブレると、何のための記事なのかが伝わらなくなってしまうと感じました。

この部分はインタビューだけでなく様々な記事に共通する部分なので、インタビュー原稿を書く時以外も、常に意識したいと思います。

さらに商業ライターとしての原稿の書き方についてのお話では「答えをズバっと具体的に書く」との点が非常に印象的で、何も知らない読者のために、できるだけ詳しく書くことの重要性を改めて実感。

インタビューの際は、とにかく「数字と自分の印象・5W1H」を外さないことが重要ですね。
また、ただお話を聞くだけでなく、何をどう聞けばイメージ通りの記事が書けるのかを考え、臨機応変な質問をすることが重要なのだと感じました。

インタビューと聞くと質問を続けていくイメージがありましたが、一方通行の質問の場にならないように、会話をすることを意識したいです。

後半

後半では、自分が好きなお店についての紹介文を書くワークを行いました。

指定の文字数は250〜300文字。
いつも書いている原稿の10分の1程度の文字数の中に、お店の魅力やポイントを伝えなくてはなりません。

まずはお店に関する素材集めから行い、15分間で記事を仕上げていきます。

私が最初に書いた原稿は、こんな感じ。
選んだお店は、大濠公園にある「ロイヤルガーデンカフェ大濠公園」です。

2つのレストランとレンタルボート店が一緒になった、建物の1階に位置するカフェ。店内は広く開放感があり、足を踏み入れると大きな窓と福岡城の堀を活かした池が目に飛び込んでくる。

木材を活かしたナチュラルな雰囲気の店内は、ゆったりと座れる4人がけのテーブルから1人でも利用しやすいカウンター席まであり、過ごしやすい雰囲気だ。どの席に座っても池が目に入るように設計されているので、晴れた日はキラキラと輝く水面や水鳥・ボートに乗る人などを見ながら食事やお茶を楽しめる。

またより自然を近くに感じられる、池に面したテラス席も人気だ。特に休日は人が多く、昼時は店外まで長い列が伸びることも。メニューは日替わりのランチセットからティータイムに嬉しいスイーツまで幅広い。ただ座ってお茶を飲んでいるだけで、日頃の疲れを癒やせる、そんなカフェだ。

文字数は360文字で、規定文字数よりも60文字オーバーしてしまいました……!
外観についての解説が難しく、なんだかしっくりとこないまま時間に。うまい表現が思いつかずちょっと残念。

原稿を書いた後の添削コーナーでは、余分な部分や値段などの付け加えた方が良い情報などを教えていただき、せっかくなので添削を基に書き直してみました!

「ボートハウス大濠パーク」内のカフェ。木材を活かしたナチュラルな雰囲気の店内は開放感があり、足を踏み入れると大きな窓と、福岡城の堀を活かした23万㎡もの池が目に飛び込んでくる。

ゆったり座れるテーブル席から、1人でも利用しやすいカウンター席まであり、過ごしやすい空間だ。どの席に座っても池が目に入るように設計されているので、キラキラと輝く水面や水鳥を眺めながら食事を楽しめる。

休日の昼時は店外まで長い列が伸びることも。おすすめメニューはパスタランチ 1,353円。週替わりのパスタだけでなく、スープ・サラダ・フォカッチャ・ドリンク付き。ただ座ってお茶を飲んでいるだけで、日頃の疲れを癒せるカフェだ。

文字数は299文字。なんとか収まり、ホッ。
最初に書いたものよりも、情報を詰め込むことができたように思います。

最初は難しぃー!と思っていたのですが、どうすればもっと興味を持ってもらえるかな、どんな情報を入れればいいかな?など考えているうちにとっても楽しくなってきて、少ない文字数で情報を伝えるお仕事をしてみたい気持ちが出てきてウズウズしています。

そしてやっぱり取材をして原稿を書く仕事を増やしていきたいなと、改めて感じました。

今回は実際にインタビューをする課題が出ているので、よい原稿を作れるように、精一杯取り組んでみようと思います!

第2回(前回)の講義レポートについては、こちらの記事で紹介しています。

フリーライター・江角悠子さんによる「京都ライター塾」の第2回参加レポートと感想