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気がつけば連休が終わってから、1週間以上が経過していました。
「連休中から色々とライブ配信を観ていたのに、まったく感想を書けていない!」
「書きたいことはたくさんあるのに、色々詰め込みすぎて消化できてない」
と思っていたのですが中々時間がなく……
そうだ、とりあえずひと纏めにしてしまえ!ということで、ちょっと強引ですがこの記事に全部まとめることにします。
もちろん今までのようなきちんとした記事にはなっていないのですが、
- どんな作品を観たのか
- どんなところが良かったのか
くらいは忘れないうちに書いておきたいなぁと思ったので、簡単に紹介してきたいと思います!
1.エリザベート ガラ・コンサート
いつか開催されるといいなと思って楽しみにしていたエリザガラコン。
こんなにたくさんの公演をライブ配信で観ることができるのも、コロナの影響なんですよね….. 自宅での観劇は嬉しいのですが、そう考えると手放しに喜べません。
空っぽの客席を前にいつも以上のクオリティの演技をするOGの皆さんは、本当に凄いと思います。そしてこんな悲しいことが二度とないように願いたいですね。
数多くの公演の中で、私は計2回の配信を視聴しました。
ガラコンを観るのははじめてで、どんな感じなのかなぁと思っていたのですが、ハンドマイクにまずびっくり。
そして皆さん卒業されているのにも関わらず、本公演以上の演技にびっくり。
私は宝塚では16宙公演が一番好きで、今回のガラコンではフルコスチュームバージョンがあると聞きとても楽しみにしていました。
本公演よりも人数が物凄く限られているのに、本公演以上では!?と感じることがしばしば。
そして本公演では出演されていなかったキャストの皆さんの参加により、新しい反応が起きているような感じがして、とっても新鮮でした。
特に朝夏トートと北翔フランツの「最終答弁」が印象的で、バッチバチに火花が散っているような感じが素敵でした。
またTwitterなどで感想書かれている方もたくさんいらっしゃいましたが、実咲シシィは東宝と宝塚のシシィの良さをどちらも兼ね備えているような感じで、本公演のときよりもパワーアップした印象を受けました。
シシィってただ美しくてもダメだし、強すぎてもダメだと思うのです。
強さの中に美しさがあり、そして弱さがある。
そして宝塚バージョンでは、トート、つまり死への愛も表現する必要がある。
そんなシシィにとって必要な要素をすべて表現しているように感じ、ある意味理想のシシィ像だなぁと思いながら観ていました。
他にも素敵なところはたくさんあったのですが、長くなってしまいそうなのでこの辺で!
配信された公演をすべて観れなかったのが残念です。
また機会があればぜひ観たいですね。
2.舞台刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵-大阪冬の陣-
千秋楽もっと前じゃんって声が聞こえてきそうですが、中々観る時間が確保できなかった刀ステ冬の陣もGW期間中にディレイ配信を楽しみました。
実は刀ステは観れていない公演も多いのですが(なにせ数が多い)、薄れゆく日本史の知識を引っ張り出してなんとかついていってます。
今回は友人が初日の翌日の公演を観てきたそうで、感想を聞いていたので、配信をとても楽しみにしていました。
刀剣乱舞関連の舞台を観るのは、『科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』
改変 いくさ世の徒花の記憶』以来です。
刀ステ関連についていつも思うことは、本当に脚本と演出のクオリティが高いなということです。
2.5次元舞台は他にもいくつか観たことがあるのですが、脚本や演出の点に残念さを感じることも多いです。
しかし刀ステは本当にキャラクターと舞台の使い方が上手で。今回の舞台は特に舞台セットが360度回る特別な劇場だったので、観る人を飽きさせない演出が素晴らしいなと感じました。
またキャストの皆さんの演技のレベルが高いことも、見応えがあると感じる理由の1つだと思います。
殺陣も素晴らしく、ゲームに登場するキャラクターはもちろん、歴史上の人物を演じた方々が強く印象に残っています。
そうそう、演出について触れるなら、突然の「太閤左文字劇場」は触れない訳にはいかないでしょう。突然の小劇場に目が点になりましたが、家康と秀頼が仲良く挨拶しあっている様子がツボでした。
夏の陣も機会があればぜひ観たいと思います。
3.宙組 『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』
スーツ姿の宙男が非常にカッコいいと評判の『ホテル スヴィッツラ ハウス』。
全く予習をしないで観たので最初はなんの話なのか全く分からなかったのですが、第二次世界大戦中期のスイスにあるホテルを舞台としたストーリーでした。
トップスター真風さんの演じた役はスパイを摘発する役で、使命と人間的な感情の間で揺れ動く様子が非常によく似合っているなと感じました。
またコロナ禍だからこその作品だなと感じられた部分も多く、「私達はつかの間の夢を与える 幕は必ず開く」といったセリフは、難しい環境の中でもお客様に夢と希望を届けたいと思いお稽古に励むジェンヌさんの姿と重なりました。
それぞれの生徒さんの見せ場も多く、新トップコンビのお披露目にもぴったりな作品だったのではないでしょうか。
今の時代だからこそ上演された作品だと感じています。
4.宙組 『大正浪漫抒情劇 夢千鳥』
ポスターを観たときから、とっっても楽しみにしていた作品です。
舞台はとても素晴らしくて、観ている間は画面に釘付け状態でした。
時代を行き来する難しい演出でしたが、そんなことは観る人には感じさせないような舞台が広がっていて、観る人を飽きさせません。
またキャスティングが本当に素敵で、特に夢二の妻・たまきを演じた天彩 峰里さんの演技が素晴らしく、本当にアナスタシアであの可愛らしいお嬢さんを演じたのと同じ方!?と思ってしまいました。
和希さん演じる夢二も非常に色気があり美しく、暴力的なシーンにも美しさが存在しているところが魅力的でした。
夢二については観た後に色々と調べてみたのですが、演出についてまだ気になる部分もあるので、配信などはじまったら何度も観たいと考えています。
とこんな感じで、たくさんの作品を消化した連休でした。
舞台の感想は一度書き始めると時間がかかるので、なかなか載せられないことが悩みです。
なんだか好きなところだけ書きなぐったようになってしまいましたが、今回はこの辺で。