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「なんだか目が痛い気がする」
そう感じて一度眼科に行ってみるかと思ったのが、3月の中頃のこと。
どうやら近くのものを見すぎて視神経が緊張してしまっている状態らしく、「処方された目薬をさして、なるべく遠くを見るようにしてくださいね」と言われたので、できるだけ気をつけていたのですが…
とある日に仕事でとても細かい文字を見続けた結果、「右目に激痛+白いものがとにかく眩しい」というどうしようもない症状が出てしまい、再び眼科へ。
やはり極度の眼精疲労とのことで、「早く治すためには、近くのものをなるべく見ないようにするといいですよ!」と言われたので、思い切って仕事以外は液晶画面を見ないようにしていました。
そんなことではじまった、強制デジタルデトックス。
起きている間はずっと何かを読んだり、見たりしてしまう活字中毒なので、「スマホやパソコンをほとんど見ないなどできるのだろうか」とも思ったのですが、目のためだと思えばどうにかなりました。
そして意外な気付きが多くあったので、ここではスマホ中毒が数日間のデジタルデトックスを行なった体験談を紹介したいと思います。
1.頭の中が整理される
最初に感じたのは、「頭の中が整理されて、自分のやりたいことが明確になる」ということです。
これまでは空いた時間があるとついスマホを開き、SNSを眺めたり、ネットサーフィンをしたりと、ずっと画面を眺めていました。つまり、何らかの情報をずっと頭に入れ続けている状態です。
しかし手元にスマホがないと、眺めるものがない=情報を入手できないので、自然と受動から能動の姿勢となり、空いた時間の自分の行動について考えるようになりました。
手元に端末がないと、「次に自分が何をするのか」を強く意識することになります。そのため、今までやりたくてもできなかったことや、脇に置いていたことが明確になり、実際にそれらを消化していくことができました。
最初は「スマホやタブレットを見れなかったら何をすればいいんだろう」と思っていたものの、買ったままになっていた本を読んだり、書きたいことについて考えてみたりと、ゆったりとした時間を過ごせている感じが心地よかったです。また頭の中に余計な情報が入らないので、目が疲れないだけでなく、脳の疲れ方も違うように感じました。
2.目の前のことに集中できる
さらに目の前のことに集中できるようになったことも、スマホを遠ざけるメリットの1つだと感じています。今までは「何かを書きたい」という気持ちがあっても、いざパソコンやスマホの電源を入れると、書きたい気持ちやアイディアがどこかに逃げていってしまうような感じがして、なんだかもったいなと思っていました。
しかし目の前に紙とペンしかないと、他に目移りするものがないだけでなく、パソコンと比較して書くまでの動作が少なくて済むため、書きたいことを素直に綴ることができると感じています。
またデジタルデバイスだと改行や変換など細かなことを気にしてしまっていましたが、紙は自分以外の人は見ない上、漢字が間違っていても問題ないので、単純に書くことだけに集中できました。このブログの元原稿もコピー用紙にバーっとメモしたもので、自分が書きたいと思っていたことを逃さずに執筆でき、とても役立っています。
3.心を落ち着けられる
インターネットをずっと見ていると、とにかく様々な情報が頭に入ってきます。
勉強になるものや新たな興味関心に繋がる話題がある一方、ちょっと苦手だな。と思う内容も中にはあります。
ですがデジタルデバイスを遠ざけていると、基本的に自分が見たいものしか目に入ってこないので、色々と余計なことを考える暇もなく、とにかく穏やかな時間を過ごせていました。
インターネットはリアルタイムで情報が更新されるので、見続けていると疲れてしまうことも多いです。情報が溢れている現代にとっては、意図的に情報から遠ざかることも重要なのだと感じました。
数日間のデジタルデトックスを通して気がついたこと
かなりなスマホ中毒なので、最初はどう過ごそうかと悩みましたが、デジタルデバイスを使う時間が少ない方が、自分の気持ちに素直になれるのではないかと考えはじめました。
目はかなり良くなりましたが、今も仕事以外はできるだけデジタルデバイスを使用しないように心がけています。
そういえば、先日は久しぶりに電子書籍ではない本を注文しました。
届くまでの時間も楽しくって、なんだか忘れていた感覚を取り戻したように感じています。
これからも休みの日はできるだけスマホを離れ、散歩をしたり、本を読んだりしてみようかな。
情報の摂取に疲れた方は、ぜひ一度試してみてください。