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増え続けるヤングケアラーについて思うこと

近年、ネットニュースなどで「ヤングケアラー」という言葉をよく目にするようになりました。

ヤングケアラーとは、学校に通うような年齢でありながら、家族の介護をせざるを得なくなった子どものことです。

私が最初にヤングケアラーについて知ったのは、母親の介護をしながらやっと大学まで卒業した方へのインタビュー記事でした。

それからヤフーニュースなどでも度々ヤングケアラーについての記事を目にするようになり、記事があると必ず読むようにしています。

ヤングケアラーが介護をするのは、両親だけではありません。
祖父母はもちろん、障がいがある兄弟の面倒をみている人も多く存在します。

また何より見過ごせないことは、彼らが「家族の介護」によって当たり前に過ごせるはずの学生時代を過ごせないことでしょう。

毎日学校に通う・部活動をする・休日に友人と遊んだり、部活動の練習に参加したりする・校外学習に参加する 
そういった当たり前に過ごせるはずの学生時代は、ヤングケアラーにはありません。

特に介護が必要な祖父母と同居しており、両親が働いている場合は、比較的時間のある子どもが犠牲になることが多いようです。

このような介護関連のことが問題になると、「施設を利用すれば」「なぜ周囲の大人を頼れないのか」といった意見が見られます。
しかし現状は、お金などの問題で施設に入れなかったり、福祉に関する知識がなかったりして他の手段がないことが多いです。

子どもが介護の手伝いをすることには、各家庭の事情があります。
高齢化社会の中で、このようなヤングケアラーは増加しつつあるようです。

地域や社会とのつながりが薄くなってしまっている今、一人でも多くの子どもが”当たり前”の学校生活を過ごせるようになることを願いたいです。

私がヤングケアラーに注目するようになった理由は、父が突然重度障がい者になったことにあります。
病気療養のため大学卒業後すぐに就職していなかったから良かったものの、もし私が普通に会社で働いていたら、どうなっていただろうと思うことがよくあります。

近年は生活習慣病により、脳卒中や脳内出血を発症する人も増えているようです。
半身麻痺になる人くらいたくさんいるだろうと思うかもしれませんが、麻痺と合わせて高次脳機能障害などの障がいが残れば、家族は介護や今までには行う必要のなかったケアで多くの苦労をすることになります。

ヤングケアラーの中には、変わり果ててしまった家族の姿に悲しい思いをしながら、日々を過ごしている人も多いでしょう。

記事を読む度に、ヤングケアラーが何らかの形で救われることを願うばかりです。