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先日、『映画刀剣乱舞 -黎明-』を観に行ってきました。
映画館に行くのは、一昨年の年末に『呪術廻戦0』を観に行って以来です。久しぶりの映画館にワクワク。
あまり今までブログに書いたことはありませんでしたが、私は刀剣乱舞リリース時からのファンです。
単純作業が苦手でゲームはリタイアしてしまったものの、舞台やミュージカル、アニメなどをずっと追いかけてきました。
特に『舞台 刀剣乱舞』が気に入っていて、配信があれば必ずと言って良いほど観ています。
元々2.5次元舞台がきっかけにミュージカル沼に足を突っ込んだ人間なので、好きな役者さんが出ていたこともあり、軽い気持ちで見始めたらまんまとハマりました。
特に初演の本能寺と大坂夏の陣が好きです。
さて、舞台の話はこれくらいにして、映画の感想を書いていこうと思います。
(※ネタバレを含みます)
『刀剣乱舞 -黎明-』の感想
2019年に上演された『映画刀剣乱舞 -継承-』は本能寺の変あたりを描いた作品だったのに対し、今回は現代をテーマとした作品でした。
そのため、刀剣男士が活躍するのも現代の日本。
いわゆる時代劇のようなシーンは最初のほんの数分に留められており、西暦2012年の東京に時間遡行軍が出没し、三日月宗近が戦っているシーンから物語は大きく進みます。
ストーリーがややこしくて説明するとかなり時間がかかるので、気になった方は以下の予告動画を見てください笑
映画を見て気になったことは大きく3つ。
十分に楽しめたのですが、正直「んん?」となった部分もあり、それぞれについて書いていこうと思います。
本作では刀剣男士の主である審神者の出番はほとんどなく、”仮の主”と一緒に過ごすことがほとんどです。
この仮の主は本作においてかなり重要な役割を果たしているのですが、仮の主についての説明が作中でほぼない……
三日月の仮の主についてはなんとなく説明があったものの、長谷部やそのほかの刀剣男士に至っては、「なんでその人なの?」「その人どこから連れてきたの?」「なぜ仮の主になれたの?」と、わからないことだらけ。
仮の主が出ることは知っていたものの、「はい、この人が仮の主ですよ!じゃあ話進めますね」みたいな感じで、置いてけぼりをくらったかのように感じました。
ちなみに長谷部の仮の主は本当にギャルでした。でもただのギャルじゃないところに、脚本家のこだわりを感じましたね。
本作は、平安時代に酒呑童子を討伐するところから始まります。
和モノが好きな私としては、「これぞ刀剣乱舞の映画!」とテンションが上がりました。一期一振や堀川国広などの殺陣のシーンもあり、非常に見応えがありました。
しかしその酒呑童子が、山姥切国広を巻き込んで、なぜか現代に蘇ります。
このあたりは時間遡行軍の仕業なのでしょうが、正直なんでそうなったと思いました。
あと、三日月がどうやって現代に行ったのかもよくわかりませんでした。私の理解力が乏しいのでしょうか…..
酒呑童子の討伐について、大物俳優も使いながらあれだけ大きなスケールで描いたのに、非常にあっけなく終わってしまったように感じて、ちょっとがっかりした感は否めなかったです。
みんな大好き。スクランブル交差点での時間遡行軍との大バトル。
助っ人が来るのは良いのですが、それまで良く耐えられたね!?と、ちょっと設定に無理があるのではないかと感じてしまいました。
助っ人は来ないのに、遡行軍は全く減らず、むしろ増え続けるばかり……
疲労状態は最悪ですよね。お守りの有無を確かめたくなります。
ただ本丸からの助っ人参上シーンが本作の中で一番見応えがあるシーンなので、状況をできるだけ酷くさせたかったのかもしれません。
ちなみに刀剣男士が大集合したシーンでは、私がひっそり推している松田凌さんの加州清光と、佐々木喜英さんの宗三左文字が出演していて大変驚きました。
出ると思ってなかったので、衝撃が大きかったです。単純なので、それだけで映画代の元が取れたなと感じました笑
色々書いたけど面白かったです
なんか文句ばっかりみたいになってしまいましたが……
作品としてはそれなりに面白かったです。脚本がもう少し違っていたら、もう少し満足度は高かったかもしれません。
前作を見に行ったときにも思いましたが、鈴木拡樹さん演じる三日月宗近の美しい殺陣をスクリーンで見るだけでも、価値があるような気がします。
ちなみに前作の『映画刀剣乱舞 -継承-』は、Amazonで配信しています。本能寺の変を描いた作品でとても見応えがあるので、和モノが好きな方やダークファンタジーが好きな方はぜひ。
前作から続けて見たらまた違う感想が出るかもしれないので、時間を置いてまた見てみたいと思います。