【半身まひ】リハビリ病院退院後に役立った、本当に買ってよかった6つの便利グッズ

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「半身まひになったことで、日常生活で不便を感じることが多くなってしまった
「家族が半身まひになってしまったので、少しでも生活しやすくなるグッズがあれば知りたい
といったお悩みはありませんか?

脳内出血や脳梗塞などで半身まひとなった場合、リハビリ病院を退院した後は、ほとんどの場合自宅で生活することになります。

今までは問題なく過ごせていた自宅も、まひがある状態ではほんの少しのことに不自由を感じやすくなってしまいます。

我が家も退院後の生活が全く想像できず苦労しましたが、今では色々なものを少しずつ買い足しながら不便の少ない状況を作ることに成功しました。

ここでは、退院後に自宅で過ごすため特に役に立った便利グッズを紹介します。

モップホルダー

モップホルダーとはその名の通り、モップやほうきなどの掃除用具を収納しておくための便利グッズです。

裏面にはシールがついており、プラスチックの部品の間に軽く押し込むだけで、モップなどの棒状のものが外れないような仕組みになっています。


(わかりやすい写真を撮影できそうな場所が洗面所しか無く、少し斜めになってしまい見えにくくてすみません)

もちろん本来は掃除用具を収納するために使用するものですが、このモップホルダーは杖の収納に大変役立ちます。

モップホルダーを家中の杖を離す必要がある場所に取り付けておくだけで、洗面時やトイレの際などに杖が床に落ちてしまう心配がなくなるのです!

例えば我が家では、以下のような場所に設置しています。

  • トイレ
  • 洗面所
  • ベッドサイド

モップホルダーを購入する前は杖の置き場所に非常に困っていたのですが、ホルダーを設置してからは床に杖が倒れてしまうことがなくなあり、とても助かっています。

購入した際は「裏面がシールだと耐久性に問題があるのでは?」と思っていましたが、1年以上使用しても今のところ全く問題はありません。

また外そうと思えば引っ張るだけで簡単に外れるので、家具やレンタルベッドにも簡単に貼り付けられます。

ネットショップはもちろん、ダイソーなどの100円ショップでも販売していますよ。

ほとんどの杖は入ると思いますが、本来はモップを入れることを想定して作られているため、念の為杖の直径を図ってから購入することをおすすめします。

小さめのショルダーバッグ

デイケアやデイサービスなどに通う際に役立つのが、小さめのショルダーバッグです。

デイケアには荷物を持たないで来る方も多いそうなのですが、やはり汗を拭くタオルや着替えなどを持っていった方がよいだろうと考え、バッグを持たせることにしました。

しかし普通のバッグだと杖を持つ手がふさがってしまいますし、麻痺がある手ではうまく持つことができないなと悩んでいたところ、手頃な大きさのショルダーバッグを発見。
小さめでファスナーがついており、マチが広いタイプのバッグを購入しました。

かさばる着替えやタオル類などがすべて収納できて、とても役立っています。

バッグを選ぶ際のポイントは、ちょうどよいサイズを選ぶことです。
片手でも開けやすく、ストラップの長さを調節できるタイプを購入することがおすすめです。

電池式のキャンドルや人感ライト

電池式のキャンドルや人感ライトは、夜間の移動に役立つ便利グッズです。

夜の廊下は暗いため転倒のリスクがありますが、ライトをつけることで、転倒の不安を減らしてくれます。

我が家では廊下に電池式のキャンドルライト+トイレ横の壁に人感ライトと、2つの明かりを組み合わせて設置しています。

強い明かりではないため夜見ても眩しくなく、廊下の隅に置いておくとほのかに光ってちょうどよいです。

移動が心配であれば、ベッドの近くにフットライトも置くとさらに安心できますよ。

ペットベッド

ペットベッドは足を入れるために活用しています。

まひがある方の足をなんとか暖められないかと思ったのですが、当然スリッパは履けず、滑り止めつきの靴下も滑ってしまい履けず……といつも裸足で過ごしているので、「床に足を置いているのが冷たい」と言われ悩んでいました。

何かよいものはないかと探し足を入れるクッションを購入したものの、残念ながらクッションが小さすぎて足が入らず。

もっと大きくて動きにくいものをと思い、大きさがちょうどよさそうだったので、ニトリでペットベッドを購入してみました。

今では写真のように、ペットベッド+バスタオル+クッションで快適に使用しています。

ペットベッドは大きさも手頃でフローリングでも滑りにくいので、足の冷えに悩んでいる方に特におすすめです。

自動洗浄機能付きの便座

我が家のトイレはまひがある方にレバーがついていたので、トイレを流そうとしたところ、バランスを崩してトイレのタンクが割れる事件が起きたことがあります。

結局トイレは古かったため新しいものに交換することになったのですが、レバーが反対ではいつまた倒れるか分からないので、便座も自動洗浄機能のあるものに買い換えることになりました。

普通のトイレと比べれば電気代はかかりますが、いちいちレバーを触ったり、蓋を開閉する必要がなくなりとても重宝しています。

また購入した便座は横にライトが点くタイプだったので、さらに夜間の転倒の心配が減りました。

トイレは一日に何度も利用するものなので、使い勝手が悪い場合は交換するのも一つの手だと思います。

折りたたみ式お風呂用チェア

自宅でお風呂に入る機会があるのではと思い、介護用品店から購入したお風呂用の椅子です。

結局自宅でのお風呂は転倒のリスクが高く入ることができず、主に玄関で役立っています。

玄関はデイケアから帰ってきて靴を脱ぐ場所もないので、玄関には折りたたみ椅子が一つあるととても便利です。

ちなみに介護用品のお風呂チェアはかなり重いので、ひっくり返ったりしてしまう心配もありません。

折りたたみ式だと置き場所に困ることもなく、下駄箱などに立て掛けておけるので1つあると便利ですよ。

まひがあると不自由も多いが、便利グッズで住みやすくすることは可能

「こんなもの役に立つのか?」と思っても、活用できるものは意外と多いです。

家で使用しているものは、ほとんど100円ショップやニトリ・通販で購入したもので、お金もそれほどかかっていません。

転倒やその他ケガのリスクを減らすためにも、便利グッズを活用してより住みやすい環境を整えてみてください。