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先日じぶんジカンノートの記入を進めていたときに、「なりたい自分になるためにやめた方がいいこと」という項目がありました。
やめた方がいいことって何!?となったのですが、そうだ「他の人がうまくいったことを読んで勝手に落ち込むことをやめたいな」とふと思いつきました。
今まで他の人を羨ましいと思ったことはあまりないものの、他の人がうまくいったと喜んでいる様子を見ると、「やっぱり〇〇さんは凄いなぁ。それに比べて私は何もできないな」と思ってしまうことが大変多かったのです。
自分は〇〇さんとは違うのだし、その人と同じようにできないことは当然ですよね。でも今までの私はそうは思えなくて。自分が他の人と同じようにできないのは、全部自分が悪いからだと考えていました。
もちろん無意味に他人と比較する行為は無駄だとは頭の中では分かっていましたし、効果的と言われる方法をいくつか試してみたりもしました。
例えば「自分は自分。人は人」といったものです。しかし気になるものは気になるし、結局あまり変わりませんでした。
1つの記事との出会い
結局何をしてもダメなのでは?と考えていたある日、とあるnoteと出会いました。
それは24hブラを販売している”こじみくさん”による、「他人が羨ましい」という感情が完全に消え去って生きるのが500倍ラクになった話という記事です。
こじみくさんもずっと他人との比較がやめられず、私と同じように苦しんでいたものの、ある2つの方法を試したところ、「他人がうらやましい」という感情を完全に消し去ることができたのだとか。
それは
- 「うらやましい」という感情は、その人のいい部分だけを欲しがっていると考える
- 自分の全てを失っても「その人になりたい」と思えるか考える
というもの。
物事には必ず表と裏があり、人が「うらやましい」と感じる部分はだいたい表面です。
しかしキラキラとした表面には泥臭い裏があるように、人がうらやましいと感じる部分には、セットとして全く嬉しくないこともくっついてくるものです。
人は成功した話だけを聞いて、「うらやましい」「すごい」「ずるい」などと考えてしまいがちです。
でもその裏にはその人なりに大変なことがあるのだなと考えると、そんなにいいなと思えず、自分にできることを頑張ろうと思えるのだそう。
また「自分の人生の全てを失ってもその人になりたいか」と考えることも効果的だと述べられていました。
今までの人生で出会った人や、家族、趣味、身体で好きなパーツ。そういったものを全部失ってまでその人になりたいか?と考えると、段々と自分の気持ちが落ち着いてきて、ポジティブな気持ちになれるとのこと。
この記事を読んだときに、目からウロコと言うか、「たしかにそうかも!!」とはじめて思えたのです。
他人のことをいいな。すごいな。と思う。それはそれでいいと思うのですが、それを考えたことで自分を否定したり、ダメだと思ったりすることはまた別だよねって。
特にこの部分がすごく好きで。確かに、私が見ている「いい部分」って、その人のほんのほんの一面ですよね。
すごく極端な話ですが、羨ましいと思った時に「その人になりたいか」と考えると「どうでもいいや」と思えるようになることがよくあります。
私は私なりに気に入っている部分があるし、「その人になりたいか」と言われれば、こじみくさんが言うように「どうでもいいかも」って思えるようになりました。
「次は私の番」という考え方
また先日のライター塾の講義で、「他の人と比べて勝手に落ち込むのをやめたいんですよね」と話したところ、江角さんより「いいなって思う人がいたら、次は私の番だって思うといいよ」とアドバイスをもらいました。
そのお話を聞いたときにすっごく素敵な考えだな!と思って。
確かに「いいな」って自分が思うということは、どこかで理想として考えている部分があるということだし、そこに向かっていけば、私もそうなれるかもしれないよねって考えられるようになったのです。
他の人を「いいな」「すごいな」と思えることは、それはそれでよいことだと思います。で、「いいな」と思って、そこからどうするのか?
そこを意識できるようになったら、生きづらさを感じることが減るのではないかなぁと思います。