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福岡市博物館の『ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展』に行ってきました

先日、福岡市博物館で開催されている『ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展』に行ってきました。

市博で開催されるエジプト展に行くのは、2017年に開催された『黄金のファラオと大ピラミッド展』以来です。

『王家に捧ぐ歌』などのエジプト作品が好きなこともあり、エジプト展にはつい足を運びたくなります。

展示の内容は前回のものよりも少し専門的な感じがしましたが、とにかく展示数が多くて見応えたっぷり!!

特にミイラが多いことから、古代エジプトの死生観がわかるような展示物が中心となっており、気になるエジプトの神々についての展示も豊富でした。

会場は残念ながら撮影禁止なので写真はほとんどありませんが、展示室の雰囲気や感想などを残しておきたいと思います!

『ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展』の概要と見どころ

『ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展』は、その名のとおり、オランダのライデン国立古代博物館所蔵の古代エジプト・コレクションから構成された展示です。

展示は「人のミイラ5体、動物のミイラ8体や10数点の棺などを含む約250点」で構成されており、ミイラ作りに関連する品やミイラが入っていた棺なども展示されています。

数々の展示物のなかでも、最も注目すべきは「棺」
通常「棺」といえば、シンプルな箱のようなものを想像しますが、古代エジプトの棺にはカラフルな絵が描かれており、中にどのような人物のミイラが入っているのか一目瞭然です。(上記フライヤーに写っているものが棺です)

同展ではこの「棺」を特別に立てた状態で展示しており、展示室には立った棺がずらり。棺に記された呪文やさまざまな神々の図像などを、細かな部分まで観察できます。

またミイラをCTスキャンにかけ、内部がどのような状態になっているのかの調べた際の調査動画を世界初公開。ミイラとなった元の人物の歯や骨の状態、さらに体内に置かれた護符まで、詳しく解説された動画を視聴できます。

ミイラや棺はもちろん、古代エジプトの各王朝期の出土品や副葬品まで展示された、見応えのある展示です。

『ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展』の感想

今回の展示はフライヤー等もミイラが中心になっているとおり、ミイラや副葬品などがメインの展示会でした。

第1章や第2章は土器なや供養碑どの出土品がメインとなっているものの、第3章・4章と進むうちに、副葬品や棺・本物のミイラなど、ミイラに関する展示物が多くなっていきます。

展示品は本当に多くて、動画など含めじっくりと見てまわっていたら2時間も経っていました。それくらい、見応えのある展示です。

数々の展示の中でも最も気になったことは、「古代エジプトの人々の死生観と神の存在」について。

古代エジプトでは日本と似たアニミズム的宗教観が広まっていましたが、自然そのものを神とする日本とは異なり、動物の姿をとった神や、半神半獣の神が多く存在しています。

多神教である部分は似通っているものの、神殿に神の像が安置される、像に服を着させたり油を塗ったりするなどは、独自の宗教感によるものといえるでしょう。

また王は神と人間との中間的存在であり、両者の仲を取り持つ役割を果たしている点なども、非常に面白く、独自の文化・宗教観によるものではないかと感じました。

(話はそれますが、ミュージカルで「太陽神ラーの息子ファラオ」とのセリフが出てくることがしばしばあります。神の子どもが王って?と少し疑問を感じていたのですが、今回の展示で納得しました)

エジプトの神って少しデザインが可愛いんですよね。メジェドさまとか、どこかで見かけた方も多いのでは?

一緒に行った友人は、「現代のエジプトに古代の宗教観がどの程度残っているのか調べてみたい」と言っていて、そうして考えてみると、大陸からの影響も濃く受けているとは言え、古代から同様の考えが続いている日本は少し特殊なのかなと思ったりもしました。

「死後も同様の生活が続く」と考えていた古代エジプトの人々にとって、死とはどのようなものだったのでしょうか。人々の考える死後の世界はユートピア的なものであったのか、それとも、生の世界の延長であったのか。

十分には理解しきれない部分もありましたが、古代エジプトの魅力を、また少し実感できた様に感じています。

展示期間は残り少なくなりましたが、まだの方はぜひ。薄暗い展示室に何十個もの棺がずらりと並ぶ様子は、圧倒です!

<おまけ>

パケ買いした、お土産のお菓子。きれいなメジェドさまと目があって、つい連れて帰りたくなってしまいました。グッズコーナーには、すみっコぐらしのエジプトverや王家の紋章グッズもありましたよー!

快晴の福岡市博物館。澄み渡った青空が気持ちの良い日でした。まだ暑すぎないので、帰りにももち浜まで足を伸ばすのも楽しそうです。